【スペイン語】cuando+直説法・接続法の使い分け|「〜するとき」の時制を例文で解説

スペイン語 cuando の直説法と接続法を説明する女性教師のイラスト 文法・表現

スペイン語で「〜するとき」と言うときに使う cuando。後ろの動詞を直説法にするか接続法にするかで迷いやすい表現です。

結論から言うと、事実・習慣・すでに起きた出来事なら直説法、これから起きる未確定の出来事なら接続法を使います。

この記事では、cuando節(時を表す副詞節)の直説法・接続法の違いを、現在・未来・過去の例文と練習問題で分かりやすく整理します。

cuando は日本語で何と呼ぶ?

cuando は「〜するとき/〜したとき」を表す時を表す接続詞です。cuando から始まる部分は、日本語の文法では時を表す副詞節、スペイン語では oración subordinada temporal(時間の従属節)と呼ばれます。

ポイントは、cuando節で述べる出来事を、話し手が事実として捉えているか、まだ起きていないものとして捉えているかです。

まず結論:直説法と接続法の使い分け

cuando節の内容 使う法 例
習慣・一般的な事実 直説法 Cuando tengo tiempo, leo.
実際に起きた過去の出来事 直説法 Cuando llegué, empezó la película.
これから起きる未確定の出来事 接続法 Cuando llegues, llámame.
過去から見た未来(まだ起きていない出来事) 接続法過去 Me dijo que me llamaría cuando llegara.

事実・習慣なら cuando +直説法

習慣、一般的な事実、または実際に起きた出来事を述べるときは、cuando +直説法です。

  • Cuando tengo tiempo, estudio español.
    時間があるとき、スペイン語を勉強します。
  • Cuando hace frío, tomamos chocolate caliente.
    寒いとき、私たちはホットチョコレートを飲みます。
  • Cuando llegué a Madrid, empezó a llover.
    私がマドリードに着いたとき、雨が降り始めました。

最後の例では「マドリードに着いた」「雨が降り始めた」の両方がすでに起きた事実なので、llegué(直説法・点過去)を使います。

未来・未確定なら cuando +接続法

未来の出来事は、起きる可能性が高くても、発話時点ではまだ現実になっていません。そのため、cuando節では未来形を使わず、接続法現在を使います。

  • Cuando llegues a casa, llámame.
    家に着いたら、電話して。
  • Cuando termine el trabajo, iremos a cenar.
    仕事が終わったら、夕食に行きます。
  • Cuando seas mayor, podrás viajar sola.
    大人になったら、一人で旅行できるようになります。

llegues、termine、seas は接続法現在です。主節には未来形、命令形、現在形などが来ます。

× futuro は使わない

日本語では「着いたら」と未来のことを言っていても、cuando節には未来形を置きません。

× Cuando llegarás a casa, llámame.
○ Cuando llegues a casa, llámame.

¿Cuándo llegarás a casa? は「いつ家に着きますか?」という直接疑問なので、cuándo にアクセントが付き、未来形も使えます。アクセントのない接続詞の cuando とは用法が異なります。

過去でも接続法になる:過去から見た未来

主節が過去でも、cuando節の出来事がその時点ではまだ起きていなかったなら、接続法過去(多くは接続法過去未完了)を使います。

  • Me dijo que me llamaría cuando llegara a casa.
    彼は、家に着いたら私に電話すると言いました。

llegara は接続法過去未完了です。話し手が過去の場面を振り返り、その時点でまだ実現していなかった出来事として見ています。

直説法か接続法か:同じ cuando で比べよう

文 意味・ポイント
Cuando llega mi hermana, cenamos. 姉が着くと、私たちは夕食を食べます。習慣・いつもの流れなので直説法。
Cuando llegue mi hermana, cenaremos. 姉が着いたら、私たちは夕食を食べます。これからの予定なので接続法。
Cuando llegó mi hermana, cenamos. 姉が着いたとき、私たちは夕食を食べました。過去の事実なので直説法。

形だけでなく、その出来事を事実として述べているか、まだ実現していない予定・条件として述べているかを考えるのがコツです。

同じ主語なら al +不定詞も便利

cuando の前後で主語が同じ場合は、al +不定詞もよく使います。

  • Al llegar a casa, llamé a mi madre.
    家に着くと、母に電話しました。
  • Al terminar el trabajo, iré al gimnasio.
    仕事が終わったら、ジムに行きます。

cuando llegar のように、cuando の直後に不定詞だけを置くことはできません。

よくある間違い

× Cuando tendré tiempo, estudiaré español.
○ Cuando tenga tiempo, estudiaré español.

未来の「時間ができたら」はまだ実現していないため、tenga(接続法現在)を使います。

× Cuando llegues ayer, empezó la película.
○ Cuando llegaste ayer, empezó la película.

ayer のように完了した過去の出来事なら、llegaste(直説法・点過去)です。

練習問題:空欄に入る動詞の形を考えよう

  1. Cuando ________ (tener) tiempo, saco a pasear a mi perro.
  2. Cuando ________ (terminar) el examen, iré al mar a relajarme.
  3. Cuando ________ (llegar) ayer a la estación, el tren estaba parado debido a un accidente.
  4. Te enviaré las fotos cuando ________ (volver) a casa.
  5. Mi abuela siempre nos preparaba churros cuando ________ (ir) a visitarla.
  6. Me prometió que me escribiría cuando ________ (saber) los resultados.

答え

  1. Cuando tengo tiempo, saco a pasear a mi perro.
    時間があるとき、犬の散歩に行きます。習慣なので tengo(直説法現在)。
  2. Cuando termine el examen, iré al mar a relajarme.
    試験が終わったら、海に癒されに行きます。未来の未確定の出来事なので termine(接続法現在)。
  3. Cuando llegué ayer a la estación, el tren estaba parado debido a un accidente.
    昨日、駅に着いたときには、事故で電車は止まっていました。完了した過去の事実なので llegué(直説法・点過去)。
  4. Te enviaré las fotos cuando vuelva a casa.
    家に戻ったら、写真を送ります。未来の出来事なので vuelva(接続法現在)。
  5. Mi abuela siempre nos preparaba churros cuando íbamos a visitarla.
    祖母は、私たちが会いに行くといつもチュロスを作ってくれました。過去の習慣なので íbamos(直説法・線過去)。
  6. Me prometió que me escribiría cuando supiera los resultados.
    彼は、結果が分かったら私に連絡すると約束しました。過去の時点ではまだ分かっていなかったため supiera(接続法過去未完了)。

まとめ

  • cuando +直説法:習慣、一般的な事実、実際に起きた過去の出来事。
  • cuando +接続法現在:これから起きる未確定の出来事。
  • cuando +接続法過去:過去から見てまだ起きていなかった出来事。
  • 未来の意味でも、cuando節では未来形ではなく接続法を使う。

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