【スペイン語】食べ物を使った慣用句20選|意味・直訳・例文つき

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スペイン語には、パン・チーズ・トマト・栗など、食べ物を使ったユニークな慣用句がたくさんあります。単語どおりの意味では通じない表現も多いので、直訳・実際の意味・例文をセットで覚えるのがおすすめです。

この記事では、会話で使えるスペイン語の食べ物を使った慣用句20選を、意味・直訳・例文つきで紹介します。くだけた表現やスペインでよく使われる表現には、使い方の注意も添えました。

食べ物を使ったスペイン語慣用句20選

1. Ser pan comido

直訳:食べられたパンである
意味:朝飯前、とても簡単である。

Para ella, hablar en público es pan comido.
彼女にとって、人前で話すのは朝飯前です。

2. Estar como un queso

直訳:チーズのようである
意味:とても魅力的、イケている。

Ese chico está como un queso.
あの男性、とてもかっこいいね。

主に人の外見をほめるくだけた表現です。相手や場面によっては失礼に聞こえることがあります。

3. Importar un pimiento

直訳:ピーマン(唐辛子)1個ほど重要である
意味:まったく気にしない、どうでもよい。

Me importa un pimiento lo que digan.
みんなが何を言おうと、私にはどうでもいいです。

くだけた言い方なので、改まった場面では避けるのが無難です。

4. Estar en su salsa

直訳:自分のソースの中にいる
意味:水を得た魚のように生き生きしている、得意な場にいる。

En las fiestas, Marta está en su salsa.
パーティーでは、マルタは水を得た魚のように生き生きしています。

5. Dar calabazas a alguien

直訳:誰かにかぼちゃをあげる
意味:告白や誘いを断る、振る。

Le dio calabazas porque no quería salir con él.
彼女は彼と付き合いたくなかったので、彼の誘いを断りました。

6. Ser la pera

直訳:梨である
意味:すごい、並外れている。

Tu idea es la pera.
あなたのアイデア、すごくいいね。

日常会話では「最高」「すごい」の意味でよく使われますが、言い方や文脈によっては皮肉になることもあります。

7. Ponerse como un tomate

直訳:トマトのようになる
意味:恥ずかしさなどで顔が真っ赤になる。

Se puso como un tomate cuando todos la miraron.
みんなに見られて、彼女は顔を真っ赤にしました。

8. Estar más bueno que el pan

直訳:パンよりおいしい
意味:とても魅力的、セクシーである。

Dicen que el nuevo profesor está más bueno que el pan.
新しい先生はとてもかっこいいらしいです。

人の見た目を話題にするかなりくだけた表現です。直接本人に言うと失礼になることがあります。

9. Tener mala leche

直訳:悪いミルクを持っている
意味:性格が悪い、意地悪である/機嫌が悪い。

No le hagas caso; hoy tiene mala leche.
気にしないで。彼は今日は機嫌が悪いんです。

人の性格を強く批判する響きになることもあるため、使う相手には注意しましょう。

10. Ser un trozo de pan

直訳:パンの一切れである
意味:とても優しい、お人よしである。

Tu abuelo es un trozo de pan.
あなたのおじいさんは本当に優しい人ですね。

11. Estar hasta en la sopa

直訳:スープの中にまでいる
意味:どこにでも現れる、あちこちで見かける。

Ese cantante está hasta en la sopa últimamente.
最近、その歌手はどこを見ても出ています。

12. Sacar las castañas del fuego

直訳:火の中から栗を取り出す
意味:自分や他人を困難な状況から救い出す、面倒な問題を解決する。

Siempre me toca sacar las castañas del fuego en la oficina.
職場ではいつも、私が面倒な問題を片づける役になります。

13. Ir al grano

直訳:穀物へ行く
意味:要点に入る、本題に入る。

Vamos al grano: ¿aceptas la propuesta o no?
本題に入ろう。その提案を受けるの、それとも受けないの?

14. Pedir peras al olmo

直訳:ニレの木に梨を求める
意味:無理なことを要求する、あり得ないことを期待する。

Pedirle puntualidad es pedir peras al olmo.
彼に時間どおりに来ることを求めるのは、無理な話です。

15. Estar hecho una sopa

直訳:スープになっている
意味:びしょ濡れである。

Volví a casa hecha una sopa por la lluvia.
雨でびしょ濡れになって家に帰りました。

女性は hecha、男性は hecho を使います。

16. Comerse el coco

直訳:自分のココナッツを食べる
意味:考えすぎる、頭を悩ませる。

No te comas tanto el coco por ese examen.
その試験のことで、そんなに考えすぎないで。

coco はここでは口語的に「頭」を指します。

17. Ser harina de otro costal

直訳:別の袋の小麦粉である
意味:まったく別の話である、別問題である。

Eso ya es harina de otro costal.
それはもう、まったく別の話です。

18. No ser trigo limpio

直訳:きれいな小麦ではない
意味:信用できない、裏がある。

Ese negocio no es trigo limpio.
そのビジネスには、何か裏がありそうです。

19. Cortar el bacalao

直訳:タラを切る
意味:実権を握る、仕切る。

Aquí quien corta el bacalao es la jefa.
ここで実権を握っているのは上司です。

スペインでよく使われる、ややくだけた表現です。組織やグループで「実際に決定権を持つ人」を指します。

20. Descubrir el pastel

直訳:パイ(菓子)を発見する
意味:隠し事や不正を暴く。

Al final descubrieron el pastel y cancelaron el contrato.
ついに不正が発覚して、契約は取り消されました。

よくある質問

食べ物を使った慣用句は、直訳して使っても通じますか?

直訳はイメージを覚える助けになりますが、実際の意味は表現ごとに異なります。例文と一緒に覚えると、会話で自然に使いやすくなります。

スペイン語の慣用句はフォーマルな場面でも使えますか?

ir al grano のように幅広く使える表現もありますが、estar como un queso や tener mala leche などはくだけた言い方です。相手や場面に注意しましょう。

まとめ

食べ物を使った慣用句は、スペイン語らしいユーモアやニュアンスを伝えられる表現です。まずは ser pan comido、estar en su salsa、ir al grano、comerse el coco など、使いやすいものから例文ごと覚えてみましょう。

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